「上達するためには〇〇をしない」~将棋が強くなりたい! さくなおの一歩先への奮闘記 #2~
皆さんこんにちは!
おうち時間を満喫できてますか?
外出自粛でなかなかストレスが溜まっている方も少なくないのではないでしょうか?
さて、今日は久々のブログ投稿…であり、久々の将棋投稿です。
最近はAbemaの早指しを楽しんでいます。
チーム振り飛車の皆さんの快勝に、振り飛車党として嬉しい限りです。
将棋上達の方法にあたり、今回は電子書籍の『アマチュアの将棋上達法』を紹介します。
この方はアマチュアの方なのですが、
「将棋倶楽部24」というオンライン将棋で最高の四段だそうで、
アマチュアの方が実際に上達する方法としてぜひ参考にしたい内容だったので紹介します。
将棋の上達法としては、浦野真彦先生の『初段になるための将棋勉強法』もありますのでぜひ参照にしていただきたいと思いますが、この本で紹介されている上達法で一番衝撃的だったのが、
「対局を繰り返しても上達しない」というものです。
対局を繰り返しても上達しない
ただ将棋を指しても、間違った将棋を繰り返すだけだからで、二級の人が対局を繰り返しても「二級の人が指すレベル」であり、これが上位者からみると「筋の悪い将棋」となってしまいます。
ただし!以下の2つの場合だと話が変わります。
- 将棋を覚えたばかりの人
初心者の段階であれば、駒の動きに慣れるためにも対局を繰り返すことには意義がありますが、動かし方を覚えて、だいたい五級より上の実力になると、今回の上達法が当てはまるのかなと思います。 - 指導対局
対戦相手が強い人で、指導してもらえる場合は話が別です。
感想戦は相手が同じレベルの場合だと、わかるレベルが限られてしまいます。
ということで、(駒の動き方や対戦経験を積んでいる人が)対局を繰り返しても上達はしない、というのが最初に筆者が伝えたいメッセージでした。
では、アマチュアにとって「将棋の勉強」とは何か?
本書で紹介されている勉強とは、「クイズを解く(詰将棋、手筋、必死、次の一手)」「棋書で戦法と定跡を学ぶ」「プロ棋士および高段者の観戦をする」です。
また、「自分の対局時間を減らす」ことが上達の秘訣とも紹介されています。
要するに、筋の良い方の将棋を覚え、(筋の悪い)自分の対局時間を減らすことが上達の秘訣と言えます。
自己否定から始め、謙虚に勉強するって考えるとなんだか仕事にも活きてきそうですよね…
また別の機会に棋書を紹介できればと思いますが、将棋 棋書ミシュラン!というサイトでも紹介されていますのでそちらもご参照ください。
まとめ
- (駒の動き方や対戦経験を積んでいる人が)対局を繰り返しても上達はしない
- 上達するためには、筋の良い方の将棋を覚え、(筋の悪い)自分の対局時間を減らす。
最近は、対局を減らして、詰将棋(主に1~5手詰めをローテーション)したり、Abemaの対局を見たりして勉強を重ねていますが、果たしてどこまで成果が出ているか…
ぜひ、みなさんも本書を読んで上達への一助としてもらえたらと思います。