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平成の由来とは?

2019/10/24
 
この記事を書いている人 - WRITER -
好奇心旺盛な性格な薬剤師です。 医療系や、グルメや読書、スポーツなど何でもこなせるわけではない器用貧乏です。 Like:将棋/バスケットボール/読書/スープカレー/医薬品/腎臓

いよいよ今日で「平成」が最後となり、明日から元号が「令和」に変わります。

そこで今日は、元号「平成」の由来について振り返ります。

平成の由来

新元号「令和」の出典は万葉集の梅花の歌からきていましたが、

平成の出典は2つあるとされています。

1つ目は中国の歴史書である『書経』の偽古文尚書・大禹謨の

「地(地平かに天成る)」

から引用されています。

2つ目は中国の歴史書である『史記』五帝本紀の

「内(内平かに外成る)」

から引用されています。

意味は「天地、内外ともに平和が達成される」だそうです。

書経とは?

『書経』とは五経の一つで、中国の聖人である尭・舜から秦の穆公(ぼくこう)にいたる政治史・政教を記した中国最古の経典です。

今回の平成の出典である書経・偽古文尚書は、偽書、つまり製作者や製作時期などの由来が偽られている文書・書物のことで、元号には相応しくないという声もあったようです。

※『五経』とは、中国の古典である経書のうちでも代表的な五つの書物。『易経』『書経』『詩経』『礼記』『春秋』をいう。前漢の武帝の時代に、この五書を五経と名づけ、それを専攻する五経博士を置き、儒教を国教化したときに始まる。儒家の基本的教科書であった。

史記とは?

『史記』とは、中国の二十四史の一つで、黄帝から前漢の武帝までのことを記した紀伝体の史書です。中国の司馬遷によって編纂されました。

まとめ

というわけで、平成の出典について振り返りました。

残りわずかで平成から令和に変わりますが、名前に込められたとおりの世の中になると良いなと感じております。

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