A rolling stone gathers no moss.

書評『「9マス」で悩まずに書ける文章術』

2019/10/24
 
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好奇心旺盛な性格な薬剤師です。 医療系や、グルメや読書、スポーツなど何でもこなせるわけではない器用貧乏です。 Like:将棋/バスケットボール/読書/スープカレー/医薬品/腎臓

今日は、山口拓朗さんの著書『「9マス」で悩まずに書ける文章術』の書評を行います。

はじめに

もともと、あまり文章を書くのはあまり得意ではなく、より良いアウトプットをしていきたいと考え、本書を手にとりました。

ちなみに、山口拓朗さんを知ったきっかけは、樺沢紫苑先生の講演会に山口さんが出ていたためで、本書を知ることになります。

この本の売り文句は「9マスを埋めるだけで、いつの間にか書けるようになる!」

正直、そんな簡単に出来たら苦労しないよって感じですよね。

そんな冒頭を横目に読み進めていきます。

この本で参考になったことを主に3点紹介します。

気づき1

①自問自答をして文章を書く

9マスを埋めていくことで文章が書ける、というのがこの本の特徴なのですが、9マスを埋めていくための方法の一つに「9マス自問自答法」を紹介しています。

自分で質問を考えて、それに答える事で文章を書くための素材が集まり、上手な文章を書けるようになるんだそうです。

気づき2

②様々なテンプレート

9マスを自問自答で埋めていくだけでも文章を書けるようになりますが、さらにテンプレートを用いる事で文章を速く仕上げられるようになります。

#結論優先型テンプレート

#列挙型テンプレート

#ストーリー型テンプレート

#出来事×感情型テンプレート

もしかしたら自然に実践している方も多いかと思いますが、自分に得意なテンプレートがあるとスムーズに文章が書けるのではないかと思います。

気づき3

③「書くアタマ」を作る文章エクササイズまで紹介されているプレゼントサービス

スポーツに筋トレが重要なように、「書くアタマ」を作るためには文章エクササイズが必要不可欠ではないでしょうか。

#150文字で身近なものを説明しよう

#9マス類語変換ゲーム

#『たとえば』で具体化ゲーム

#『つまり』で抽象化ゲーム

特に「150文字で身近なものを説明しよう」は日々の仕事にも役立ちそうで、早速実践したいと思いました。

まとめ

たかが9マス、されど9マス、あの大谷翔平選手も高校生の時に9マスシートを用いて、プロ野球選手として第一線で活躍しています。

ぜひ、9マスが皆さんの文章力向上に役立ってくれれば、そして、私のブログが著書を読むきっかけになってくれれば幸いです。

 

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