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書評『頭がいい人の読書術』【再投稿】

2020/05/03
 
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好奇心旺盛な性格な薬剤師です。 医療系や、グルメや読書、スポーツなど何でもこなせるわけではない器用貧乏です。 Like:将棋/バスケットボール/読書/スープカレー/医薬品/腎臓

皆さんこんにちは!

今日は、尾藤克之さんの『頭がいい人の読書術』の書評を書きました。

100文字のさわり

  • 本はアウトプットを前提に読もう!アウトプット出来て初めて、本の内容が自分のものになる!
  • 本は全部読まなくても構わない!
  • 頭のいい人は、忘れない読み方をしている!反復読書やアウトプットなど…

 

 

 

著者・尾藤克之さんとは

今回の著者・尾藤克之さんは、Yahoo!ニュースの記事でランキングの常連とも言えるコラムニストです。

最近話題になった記事としては、カルロス・ゴーン氏の海外逃亡した際の記事がYahoo!ニュースで総合1位となりました。

<速報>ゴーン被告会見、専門家はこう見る!!

次から本編の紹介をしていきます。



①本はアウトプット前提に読もう!

これは樺沢紫苑さんの著書『アウトプット大全』などでも紹介されていますが、知識はアウトプットする事で初めて自分の身になります。

アウトプットする事で知識が深まり、それが読解力や理解力につながる正の螺旋階段を登ることになるわけです。

ちなみに、尾藤さんは通算1万冊の本を読み、7000冊以上の本をアウトプットしているんだから驚きです。

私もその境地に行ければと思っています…

 

 

②本は全部読まなくても構わない!

なかなか勇気いりますよね?

でも、これもDaiGoさんはじめ、数多くの著者さんが提唱しています。

本書では、ビジネス書や実用書の場合、「はじめに」「おわりに」「第1章」を読めば内容の7割は掴めると書いてます。

確かに、皆さんまとめ方が上手なのもあり、だいたいその部分を読むと内容が概ね掴めます。

しかし、尾藤さんが述べている「3分の1リーディング」は本書の最大の気づきでした。

その名の通り、ページの3分の1しか読まないというのが特徴です。

 

「3分の1リーディング」とは、「タイポグリセミア現象」というものを利用した読み方です。

タイポグリセミア現象とは、最初と最後の文字以外が入れ替わっていても正しく読めてしまう現象のことです。

有名な例として、中尾清月堂のどら焼きの広告があります。

これが「タイポグリセミア現象」を利用したものですが、「3分の1リーディング」も同様にこれを利用して、ページの上部3分の1のみ読んでも正しく理解できるというのが特徴です。

 

 

 

③頭のいい人は、忘れない読み方をしている!

また、忘れないようにすることも必要で、アウトプットをすることはもちろん、反復読書(1週間以内に読み返す)をすることで忘れないようになるのです。

尾藤さんもマーキングしながら読書しますが、1回目は黒ペンで、2回目は赤ペンでというように色を変えています。

何回も反復することは学校の復習でも大事ですが、知識を定着させるためには反復読書もまた必要かと思います。

 

ちなみに、尾藤さんは書き込みをする際は「ひらがな」で記入することで、漢字を思い出す時間すら削る、というのですからいかに効率よく読書できているかがわかります。

 

 

 

終わりに

実は、この投稿は再投稿で、先日本書の書評を書いたのですが、残念ながら消えてしまった(消してしまったのか?)ので、改めて書き直しました。

その時から、アウトプットの質が高まっていればいいなと感じて終わりと致します。

参考図書

樺沢紫苑著・『アウトプット大全』

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